やはり官能のレンズ Makro Planar 2/100ZF.2 まとめ

Makro Planar T*2/100 ZF2α7Ⅲ

ピントの山が掴みやすいのは、どちらも同じ

M Planar 50とM Planar 100の兄妹がそったのでここまで感じたことを少しまとめてみた。
普段標準の単焦点ばかり使うので単焦点100mmは未体験ゾーンであった。果たして使いこなすことができるのかとの不安もあった。
画角が狭く最初は戸惑ったが二度三度と使用しているうちに大変使いやすいレンズであると思った。
それは、【ピントの山が大変掴みやすい】ことである。
α7Ⅲ・α7Cどちらもピーキングの色は「黄色」強さは「弱」に設定している。
M Planar 100はファインダーを覗きながらシャッターを押すことが多く拡大表示を使うことは少なかった。
ここぞというときは拡大表示でピントを確認するが拡大せずシャツターを押した画像を見てもまあまあの確立でピントがきている。

翌日、50を持ち出してピントの掴みやすさを確認した。50も掴みやすかった。100と同じだ。

α7Ⅲ+COSINA Zeiss Makro Planar T*2/100

ボケ質の「味」が好き

少々はずれていてもそこは愛嬌・レンズの味として受け入れればいい。
現代レンズのようにバチピンのピントに拘らないから、オールドレンズ遊びをしたりマニュアルフォーカスレンズにレンズの味を求めるのですから・・・
解像より「味」バキバキピントより「味」、ゴーストやフレアの収差が大好きですから、周辺減光が被写体の立体感に影響していそうだから、緩くてもボケ質の「味」を求めます。

Makro Planar T*2/50と100のボケ質まではまだ確認できていません。
ボケがとても美しいことはわかります。

ボケは美しい、とろけると言えない「滲み」が「味」かも

上3枚とも開放ですが背景に「滲み」を感じます。少し汚いです。二線ボケとはいいませんが少し暴れています。「味」でしょうね。いいです。

被写体が浮き上がります、立体感は圧巻

上の画像、ピントは正面の木箱のようなものに合わせています。
前後のボケによって木箱が浮き上がっています。この立体感の美しいことは圧巻です。

次の3枚の写真も同じように感じます。

スマートフォンの画面では伝わりにくい所が苦しいですが・・・

上の3枚、前ボケがないにも関わらず背景のボケにより主役の人物が浮き上がっています。たぶんこれこそがM Planar 100の「味」なのではないでしょうか。そのような気がします。
Makro APO-LANTHAR65/2はこのボケがとろけるように美しかったですが、それをボケ質の「味」に僕は感じ取れませんでした。
APO-LANTHAR65/2を手放し、Makro Planar T*2/50・100を向かい入れた理由です。

画像のクオリティーが高い

このMakro Planar 2-100、重いにも関わらず使用頻度が増すのではないでしょうか。
とても使いやすく結果として表れる画像のクオリティーが非常に高いです。

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