やり直し!オールドレンズの美しいボケ探し Ⅱ「フォクレンダー NOKTON 25mm F0.95」ゲット!

わんことカメラ

OLYMPUS PEN-F YASHINON 50/1.7

OLYMPUS PEN-F YASHINON 50/1.7

美しいボケのレンズを検索して記事を読みあさっていたら「フォクトレンダー NOKTON 25mm0.95」を超えるレンズを探すのは至難の業と書かれたものがあった。「Nokton」「F0.95」に当然のように惹かれた。フォクトレンダーは時々出会った名前程度。「25mm」のNOKTONとは・・・広角の・・・? 検索するとなんとM4/3専用のレンズではないか。OLYMPUS PEN-Fにアダプターなしで接続ができるのである。しかも現行品。コシナがつくっているレンズあることもわかる。作例を見るとこれが素晴らしい「とろけるボケ」そのもの。軸上色収差がありパープルフリンジが頻繁に出、「まるでフィルム時代のオールドレンズのよう」とある。2010年発売のレンズのようだ。

「Voigtlander NOKTON 25mm F0.95」。コシナが製造販売するフォクトレンダー(Voigtlander)ブランドの単焦点レンズです。

「NOKTON(ノクトン)」はフォクトレンダーのレンズの中で、開放F値がF1.5よりも明るいレンズに与えられるシリーズ名。中でもマイクロフォーサーズ用のノクトンシリーズはF0.95という開放値の明るさを持つことで、とかく「ボケにくい」と言われるMFTのセンサーサイズでも大きなボケを実現したレンズになっています。
MFTの25mmなので35mmフィルム換算で50mm相当の画角。いわゆる標準画角の単焦点レンズになります。電子接点のないマニュアルフォーカスレンズなので、EXIFデータにレンズの名前や絞り値は記録されません(「レンズ情報登録」を使えば、レンズ名を記録することは可能)。

このNOKTON 25mmは絞りが無段階に変更できる(動画対応)Type IIが後発で登場していますが、私が落札したのはI型の方。絞り意外の光学性能は同じでType II比で20g程軽量(410g)です。最短撮影距離が 0.17mと寄れるのもびっくり! マクロレンズ並ですね。準マクロでしょう。

OLYMPUS PEN-F YASHINON 50/1.7

レンズ構成は8群11枚で超高屈折ガラスを使用。最短撮影距離は撮像素子から17cm、撮影倍率1:3.9と寄れる寄れる。マニュアルフォーカス、マニュアル絞りのみで電子接点は無しでシンプルだ。フィルター系は52mm。メーカー希望価格は約10万円。
ちなみにNOKTON(ノクトン)とはVoigtländer(フォクトレンダー)のレンズの名称で「夜」を意味する。開放F値がF1.5以上に明るいダブルガウス型大口径レンズに用いられる名称だそうな。

さてF0.95という魅力を改めて考えてみますと、やはりボケ具合を楽しむことに尽きると思うのです。開放固定でしょうね。

コメント・メッセージ