α9のメカと電子シャッター数

SONY α9

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メカシャッターには耐久性があって、機種によってシャッター(レリーズ)の耐久回数が違ってきます。
一番売れているフルサイズベーシック機のα7IIIで約20万回の耐久性があると言われています。
 
α7RIII以上のハイエンドモデルには高耐久シャッターを採用して、約50万回のレリーズテストをクリアしています。

メカシャッター耐久回数 α9は50万回

▼シャッター(レリーズ)の耐久回数
メカシャッター数
・α7III(約20万回)
・α7RIII(約50万回)
・α7RIV(約50万回)
・α9(約50万回)
・α9II(約50万回)

電子シャッターはカウントされないのか?

シャッター回数による耐久年数であれば、メカシャッターで撮影したときは約50万回とされます。
では電子シャッターで撮影したときは、この数字はカウントされていないのか?
電子シャッターで撮影した写真をドラッグ&ドロップしてシャッター回数を調べるアプリで調べたらカウントされませんでした。
3度メカと電子で試しましたが、メカはカウントされ電子はカウント無しでした。
 
電子シャッターにはデメリットもあって、センサーの読み出しが遅ければ、高速に動く被写体では動体歪が発生すること。
それを克服したのがα9の最高1/32000秒を実現する「アンチディストーションシャッター」です。
α9やα9IIには、フルサイズで積層型の高速処理を実現するとんでもないセンサーを採用しています。
ゴルフのスイングも不自然な方向に反ってしまうことなく記録することができます。

ソニーのカメラ、ミラーレス機のα7Sから始まって、α7RII以降標準搭載した「電子シャッター」。
機械的なシャッター幕を使わずに撮像素子そのものが指定された時間だけの光の情報を記録するのが「電子シャッター」となります。
なので「無音・無振動」を実現し、ソニーのカメラでは「サイレント機能ON=電子シャッター」ということになります。
なので、シャッター音を鳴らさないサイレント機能を使うということは電子シャッターで撮るということとなります。

メカシャッターでは、最高1/8000秒しか実現しないけど、α9/α9IIの電子シャッターだと1/32000秒が実現できるのも特長の一つ。
F1.4などの明るいレンズを日中使ってもNDフィルターいらずで露出を調整することができます。
無音でシャッターの耐久も関係なくいくらでも安心して撮れるのもいいですね。
シャッターの耐久性を考える必要があまりないので、秒20コマの高速連写で遠慮なく撮影できるのも魅力。

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