さよなら、APO-LANTHAR65/2

ULTRON vintage line 35mm F1.7Voigtlander macro APO-LANTHAR 65/2

さよなら、APO-LANTHAR65/2

使う機会がない

写りの良さには目を見張るものがあるが、つかうきかいが全くない。
飾りになってしまった。
原因はボケに味がないこと、重いこと、やはり600gを超すレンズは重い。
僕にとって、写す楽しさがないことがはっきりしてしまいました。

Macroレンズですから「接写」の描写力は素晴らしいと思うのですが、接写が大好きなわけではないので・・・接写よりポートレントなのです。ポートレートの背景の滲みが好きなのです。

ライカマウントの「コシナPlanar50/2.0」、Eマウントの「コシナ35/1.4」

APO-LANTHAR65/2と入れ替えに、コシナの「Planar50/1.4T*」か「35/1.4」のどちらかを購入しようと考えていた。
価格comでコシナのレンズを毎日のように見、検索しそのレンズのレビューも見た。
Planar50mmが欲しいが、「Loxia2-50」がPlanarであるためダブルことでどうしても躊躇してしまう。
それでなくとも、CONTAX Planar 50/1.4T*AEJも持っている。Planarだらけになってしまうことは避けたく、Eマウントの「35mm1.4」にするつもりであった。

フォクトレンダー ULTRON vintage line 35mm F1.7 Aspherical VM [シルバー]

昨晩、いつものようにベッドでスマホから価格comでコシナをまた眺めていると、ULTRON vintage line 35mm F1.7に目がいった。
ボケが好きだからF値は2.0以下がほしい。そこへ1.7のこのレンズ「ウルトロン」、vintage lineということはクラシックな写りよりクラシックな形に重きを置いたレンズなのででしょう。
ブラックとシルバーがあるようで、すでに製造中止になっているレンズ。

検索すると

ウルトロンの語源は『ウルトラ=極限』という意味から名付けられたと言われています。元は戦後1950年にシュナイダー・クセノンの設計も手がけたトロニエ博士により生み出されました

本レンズの描写は“シャープでキレイな”だけではなく、被写体を前に押し出すような独特の立体感のある写り味に感じます。それは極めて高い解像力を持ったフォーカス部と少しクセを感じる濃いボケ味の描写の差、そこにコントラストの高いこってりとした色合いが重なることで、写真に力強い印象を与えてくれます。

『ULTRON 35mm F1.7 Vintage Line Aspherical VM』はクラシカルな外観を持ちながら非常にシャープで力強い描写のレンズでした。シルバークロームのレンズは質感が非常にいいですね。
物の厚みと言ったらいいでしょうか、なんとも言えぬリッチな質量を生み出し、手に取ると『良い道具』という感じがひしひしと伝わってきます。

などとある。

前玉が凹レンズ、ボケに滲みは期待できないが「クセ」に期待


 

シルバーは真鍮製のクロームメッキ仕上げ。ブラックはアルミ製のブラックアルマイト仕上げだ

美しい!

ブラックは約230g シルバーは約330g、 100gシルバーが重い。
しかし、美しい。買うならシルバーだろう。
100gシルバーが重くても、APO-LANTHAR65/2の半分の重さなのだから。
前玉が凹になっているところもこのレンズの特徴らしく面白い。

ベッドから飛び起き、マップカメラへ注文

シルバーに目がいき、シルバーを価格comで探す。
コシナの最後にでてきた。
中古が1本ある。マップカメラに1本「美品」がある。

発売当時は実勢価格はシルバーが税込13万5,000円前後、ブラックが11万5,000円前後だったらしい。

今回はソニーα7で試用した。発売は8月。実勢価格はシルバーが税込13万5,000円前後、ブラックが11万5,000円前後

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