シルバーの輝き、メカ、小西六写真工業の「Konica ⅡB」1955年のカメラですから65年(2020年現在)前のカメラですよ。すごいですね。黒とシルバーの境目の曲線が女性的だと評判だったそうです。なるほど。ヤフーでオールドレンズを探していて出会ったアンチークカメラ。確か4.500円程。レンズが「Konishiroku Hexar 50/3.5」ですよ。このレンズこそアンチークレンズ、貴婦人みたいなレンズです。レンズ本体は高価で取引されていておいそれと手が出せない。このカメラのレンズは残念なことに固定式ですから外せませんが、同じレンズが付いています。このレンズが見たくて入札しました。
シャッターも専用レバーを回転させてチャージするタイプらしくてよくわからないが、動きそう。後ろのフィルムカバーの開け方が解らず、ネットで調べたらありました。ありがたい世の中です。感謝。試したら開いたのです。中もきれいで、これは使えそうですが飾りとして置くことにしています。ふたを開けると製造番号もはっきり判ります。60年以上前のカメラとは思えませんね。
コニカI型からII型への主な改造点は沈胴式からダブルへリコイド式になった点と、
引用 クラカメ探検隊
二重露出防止装置が組み込まれた点です。シャッターは巻き上げと同時にチャージされる
セルフコッキング式ではなく、専用レバーを回転させてチャージするタイプで、
巻き上げや巻き戻しはノブ式です。
コニカII型から前板が独特の曲線デザインになっていますが、これは直線部の多かったこれまでのデザインに対して柔らかい感じを出す為に採用されたと伝えられています。
コニカIIBはコニカII型をマイナーチェンジした普及型機種として昭和30年5月に発売されました。
外観的な特徴としては、コニカIIの前面にあったT・Iのダイヤルが廃止されてkomicaBのマークになっているところです。
Konica IIB
・発売年月:1955年 5月
・レンズ:Hexar 50mm/ F2.8、Hexar 50mm/F3.5(同年6月発売)
・シャッター:コニラピッドS・B・1~1/500秒
・絞り:F2.8 ~ 22
・焦点調節:距離計連動式(ダブルヘリコイド方式)
・撮影距離:1.0m~∞
・画面サイズ:24×36
・大きさ:137×77×67
・カウンター:手動純算式
・重量:680g
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