「おーっ」Auto-Takumar2/55はSuper Takumarと造りの質が違うのは何故!

Auto-Takumar 2/55
α7+Auto-Takumar2/55 超解像ズーム2倍
後玉を分解した物だが部品一つ一つの造りが上、黒塗装も上

分解すると部品の造りや塗装がSuper Takumarとはまるで違う

僕は100以上のSuper Takumarを分解清掃した。
「Auto-Takumar55-2」を分解して前玉にしても後玉にしても、部品の造りが全く違うということ。
こちらの方が5年ほど古いのに造りがいい。
部品同士の重なり具合やねじ山のしまり具合など、丁寧でとても質がいいことが工具を要して伝わってくる。黒塗装も上質であることが工具で触っただけでわかる。
それ程ちがう!

旭光学は5年後のSuper Takumarでは何故レベルを落としたのか?

古い「Auto-Takumar55-2」と新しい「Super Takumar」は製造メーカーは同一だろうかと思ってしまう。
ネットでいろいろ調べると例によって「富岡光学」の影がちらつく。

富岡光学製「YASHINOH 5cm/f2」と瓜二つ

この富岡光学同時期製造の「YASHICA製 AUTO YASHINON 5cm/f2」とそっくりである。
そっくりを超えて全く同じものである。

富岡光学が旭光学工業にOEM供給していたのか?

この後玉の眺めもSuper Takumarより丁寧で美しい造りなのです。

Super TakumarはAuto-Takumar55-2と比較するとけっこう雑な造り。

コシナのレンズ達と並べてみた、違和感は?

コシナのレンズ達と並べてみた。
左から2番目が「Auto-Takumar55-2」である。
コシナのレンズは造りには定評がありけっこうな高級レンズですが、並べても全く違和感がありません。
高級感を感じるからでしょうね。

Super Takumar と並べた

一回り小さいのがわかると思います。
小さくても金属製で造りがSuper Takumarよりいいので高級感が手に伝わります。

10枚羽根の絞りが豪華で美しい

最後にもう1枚 紫陽花の写真

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