

FEシリーズの標準ズームとしては、すでにカールツァイス Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSSが存在するが、本レンズはその廉価版という位置付け。とはいえ非球面レンズ3枚、EDレンズ1枚を採用する光学系に、強力な手ブレ補正の搭載など高スペックである。
ズームしても全長が変わらない
ズーミングしての全長変化がほとんど変わらないのも魅力である。
一般に標準ズームは、テレもしくはワイド側のいいずれかにズームすると鏡筒がぐっと前方に繰り出すが、本レンズの繰り出し量は大変少ない。
300g α7Ⅲに付けても1000g の軽さ


重さ292gの純正標準ズームです。フードを付けても 324g。

α7Ⅲにフード付きSEL2870の重さが1000gです。
ズームレンズに何を求めるか
高性能な「G」「GM」レンズは写りは素晴らしいと思いますが、大三元「GM」は886g 20万円強の値段です。
「Zeiss」は小三元で426g8万円強です。
この無印純正標準ズームは292gで3万程中古は1万円代前半で手に入ります。
どのメーカーも高性能は大きく重いです。更にお高いです。20万30万のレンズが次々発売されます。
お金を出せば高性能なレンズが手に入りますが大きく重いは僕の場合、やがて手にしなくなります。
僕は高性能より「個性」「コンパクト」「軽さ」「安さ」を重視し、四隅を拡大して云々する方ではありません。
四隅が流れようが周辺減光があろうが、「いい写りだ」と思えば僕にとってはいいレンズです。
SEL2870・・・個性は感じませんが「コンパクト」「軽さ」「安さ」を備えた大変魅力ある「いい写りのレンズ」です。
描写力は十分なレベル
ワイド端開放では画面全体にコントラストは高いものの、解像感はやや甘めでしょうか。
開放時に発生しやすい周辺減光もほとんど気にならないレベルには驚いた。
僕は周辺減光は全く気にならないのでもう少しあってもよかったが、流石にSONYの純正レンズです。
それなりのレベルを保っていると思いました。
一方、開放絞りF5.6とするテレ端70mmでは画面中央部分の描写に関しては不足を感じさせずキレがよい。
このクラスを考えれば不足のない十分な描写力。



AFもスムーズ
EVFを覗いてから合焦するまでもごくスムーズ。日常シーンで遅いと感じる事はまず無いのはではないでしょうか。
α9に付けて愛犬が走る姿を「リアルタイムトラッキング」で撮影しましたが、驚くほど食いついてくれました。


まとめ
ボケ量は控えめですが決してガサついたボケではなく、工夫すればそれなりに柔らかく表現できそうです。
発色傾向はごく素直なもので、色の滲みも感じられない良好なものです。若干二線ボケと感じる背景もありました。
このSEL2870はα7シリーズのキットレンズとして販売されていますが、「G」とか「Zeiss」それらと同じレベルと思わず使用すれば決して不満が出るようなことはないと思います。
評価の低いレンズですが、流石にSONY純正の標準レンズです。それなりの性能を持ったレンズと思います。
35mmフルサイズ対応のコストパフォーマンスの高い小型軽量標準ズームレンズです。
諸収差が良好に補正され、ズーム全域で高画質が得られます。円形絞りの採用により自然で美しいぼけ味も魅力。
さらに、光学式手ブレ補正機能の搭載により、手ブレしやすい望遠撮影時や暗いシーンでも手持ち撮影が可能です。
防塵・防滴に配慮した設計で、日常のスナップからポートレート、風景まで幅広い撮影シーンで活躍できるのではないでしょうか。
「小型で高性能」なα7シリーズにぴったりのレンズです。


手放す理由がわからない
メルカリで13000円で手に入れた新品同様のレンズです。
何の文句の付けようもありません。
小型・軽量・写りもいい。
キットズームの2860は多くの方が手放しています。
価格コムの中古は100個以上が並びます。
何処に不満があって手放すのでしょうか。
キットレンズこそそのメーカへのど真ん中の標準レンズではないのでしょうか。
コメント・メッセージ