PEN-Fがますますオールドレンズの母艦にふさわしいとわかる!

ORYMPUS PEN-F

フォクトレンダー NOKTON 25mm F0.95

所有するのはNIKON Z6・Z50・OLYMPUS PEN-F・LUMIX GX8の4台ですので、その中での比較になります。

【オールドレンズに優しいファインダー内ピント微調整】
手振れ補正が拡大画面で最も効いているのはPEN-Fです。ほとんど揺れません。画面が少し小さいのが残念ですが、鮮明で見やすい画面ですので、拡大画面でピントの微調整ができます。
次にいいのはZ6でしょう。ファインダーの質がいいので微調整ができます。GX8はまあまあできるでしょう。ファインダー内が全部拡大されるのではなく、一部だけ拡大されます。これが悪くはないのでしょうが、なにか物足りないような・・・。Z50は手振れがボディにありませんので大揺れです。

【レンズ登録でレンズ名がExifに表示】
最近オールドレンズやマニュアルフォーカスレンズを使うことが増えました。
50/1.4のレンズが多いです。
OLYMPUS PEN-Fはレンズ登録のとき、レンズ名・焦点距離・F値が登録できます。
ところがZ6はレンズ番号・焦点距離・F値の登録です。
GX8は焦点距離だけ、本数も1本だけ。
Z50にはレンズ登録自体がありません。

パソコンを使い、画像を見るときOLYMPUS PEN-FのものはExifにレンズ名・焦点距離・F値が表示されどのレンズかすぐにわかります。
しかし、Z6はレンズ名がなく、焦点距離・F値も表示されません。
手振れ補正のためだけの登録なのでしょうね。
例えばAi NIKKOR 50/1.4 とCONTAX Planar 50/1.4T*を使った場合、レンズ名がないのでExifではどのレンズかわかりません。GX8も同様です、何も表示されません。
この差は私にとってけっこう大きいのです。
同じ日に何本もオールドレンズを使ったとき、どのレンズかとExifを見ます。オートフォーカスレンズは全部表示されますので詳細を知るため見る癖がついています。
私の要求を満たしてくれるのはOLYMPUS PEN-Fだけなのです。

【まとめ】
カタログを見直すと写真とともに下のように書いてあります。電子接点のないレンズをしっかり意識した製品作りだったのです。カメラメーカーとして並々ならぬ決意でOLYMPUS PEN-Fがつくられたことが伝わります。
OLYMPUS PEN-Fはデザインがいいし、かっこいいです。所有欲が満たされる数少ない国産カメラです。そこに私も惹かれたのですが、手抜きのないシャッターフィーリングや電子接点のないレンズの事まで考えてありました。
このカメラ、評判がいいはずですから、きっと後継機がでるでしょう。出して欲しいです。
PENシリーズのフラッグシップ機を継続させるべきです。
M4/3規格の面白いレンズもけっこうありますので楽しみです。パナのライカレンズも使えますから充実してます。


この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は 000078785.jpg です

電子接点のないレンズの情報を、最大10本ボディーに登録する機能です。登録しておいたレンズ情報を呼び出し、設定しておくことで、レンズ名や焦点距離、F値などのレンズ情報をEXIFに書き込むことができます。

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